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桐朋学園大学 トップ > 入試情報 > <2025年度より専門領域を拡大>音楽学部・作曲専攻 編作芸術コース 、大学院音楽研究科・作曲コース〔編作芸術〕Music and Sound Design
2025年度から音楽学部作曲専攻編作芸術コースに新しい専門領域を設けるとともに、大学院修士課程作曲コースでも編作芸術を学べるようになります。詳しい情報は、今後、随時ご紹介していきます。
*「2025年学校案内」には以下の記載がありませんので最新の情報はこちらでご確認ください。
このコースでは、さまざまな楽式とソロからオーケストラに至る楽器編成の作曲技法を個人レッスンで学びます。学生一人ひとりの能力に合わせて指導し、その成果は世界の音楽大学でもトップクラスの演奏技術を持つ仲間たちが演奏します。自分の作品が実際に演奏される経験を通じて、本格的な作曲能力を身につけましょう。さらに20世紀以降の現代的な作曲技法を学び、コンピュータを音楽・音響の制作で最大限に活用します。
映画やテレビ、舞台では、風の音や波の音、鳥のさえずり、車や汽車の音など、背景の音を使って時代や季節、場所、雰囲気を演出します。これらの音は、意識だけでなく、無意識や深層心理にも影響を与えるのです。音色の組み合わせや音量、
音域、音の方向性や広がりによって音響空間を作る技術はオーケストレーションに似ています。映像の中で、特定の音をわざと強調したり、通常なら聞こえるはずの音を削ったり、タイミングを外したり、現実には存在しない音による効果を設定することもあります。また、作曲技法のライトモチーフのように、キャラクターを表す音や作品全体を統一する特別な音色で、物語に深みを与えることができます。作曲とサウンドデザインの両方を学ぶことで、映像や舞台における音の多様な役割が理解できるのです。
音楽とサウンドデザインを支える重要な領域がレコーディングです。音楽録音の本格的な技術を経験豊かなエンジニアから学びます。作曲やサウンドデザインに必要な素材の録音やフィールドレコーディング、高度な編集技術、ミックス、MA(映像と音楽、効果音、台詞やナレーションを加えて作品を完成する作業)そしてPAの実習も行います。
個人レッスンの作曲技法、サウンドデザインやレコーディングの授業で学んだ技術を共同制作で実践します。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻とのコンテンポラリー・ダンス、演劇、ミュージカル、武蔵野美術大学映像学科のアニメーション作品などで、音楽・サウンドデザインの制作実習を行います。完成したアニメーション作品は、国内外の多くのコンクールに出品されます。
武蔵野美術大学映像学科とのアニメーション作品共同制作
従来の映像芸術、舞台芸術だけでなく、先端的、横断的な芸術領域の音楽・音響制作に挑戦します。デジタル・テクノロジーの発展は、国際的な共同制作の可能性を広げました。国内外の大学、研究機関との交流や共同制作を通じて、多種多様なメディアやパフォーマンスと音楽・音響の新たな関係を模索します。
さまざまな環境やテクノロジーと共に変容する音楽・音響表現やその周辺について、作品分析や文献研究を通して多角的に考察します。映像メディアを中心に、「空間」「テクノロジー」といった音楽・音響デザインに深く関わる周辺要素との関連性を交えながら、音楽・音響創造の本質を探ります。
大学院作曲コース編作芸術の研究領域 |
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映像と音楽・音響 舞台と音楽・音響 メディアと音楽・音響 映画音楽 サウンドデザイン イマーシブオーディオ 音楽とテクノロジー 作曲技法・作曲家研究 |
※以下のページで、2025年度 音楽学部および大学院修士課程の入試要項をPDFファイルにてご紹介しています。
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