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桐朋学園大学 トップ > 学びの特色 > 副専攻制度
本学の卒業生には、在学中に副科で履修していた専攻で活躍している人が多数います。
この「副専攻制度」は、「副科実技」よりもより高いレヴェルで学ぶことができる制度です。
入学時に選択した専攻の他に、「副専攻」として主専攻と同等のレヴェルで「専攻実技」を学ぶことができる制度です。4年次には主専攻と同様の卒業試験を課し、副専攻修了要件として必要な科目を修得すると、卒業時に「副専攻修了証」を発行します。
履修にあたり、履修登録可否を判定する試験を課します。
試験合格者は1~3年次のいずれの年次からでも履修登録することができます。
ただし、年次試験の成績によっては次年度履修できない場合もあります。
選択科目 | 必修科目 | |||
---|---|---|---|---|
専攻 | 第1・2年次 | 第3年次 | 第4年次 | 履修年次を
指定しない必修科目 |
ピアノ | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
KBS |
専攻実技 4
卒業試験 KBS |
ピアノ演奏法 |
弦楽器 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3 | 専攻実技 4
卒業試験 |
弦合奏Ⅰ
オーケストラ |
管楽器 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3 | 専攻実技 4
卒業試験 |
管アンサンブル
ウインド・オーケストラ |
打楽器 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
打アンサンブル |
専攻実技 4
卒業試験 打アンサンブル |
打基礎講座
オーケストラスタディ |
ハープ | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
ハープオーケストラスタディ ハープアンサンブル |
専攻実技 4
卒業試験 ハープオーケストラスタディ ハープアンサンブル |
|
古楽器 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
古楽アンサンブル 音楽文献学 |
専攻実技 4
卒業試験 古楽アンサンブル |
通奏低音Ⅰ・Ⅱ
総合演習Ⅰ・Ⅱ 音楽史Ⅰ・Ⅱ |
声 楽 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
声楽アンサンブル |
専攻実技 4
卒業試験 声楽アンサンブル |
ディクション
(2カ国語) |
作 曲 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3 | 専攻実技 4
卒業作品 |
作曲法演習 |
指 揮 | 専攻実技 1
専攻実技 2 |
専攻実技 3
合奏 |
専攻実技 4
卒業試験 合奏 |
スコアリーディング |
音楽学 | 専攻演習
音楽文献学 楽書講読 |
専攻演習
論文指導 卒業論文 楽書講読 |
音楽理論(分析)20~23 総合演習Ⅰ・Ⅱ 音楽史各論XVII、XVIII 音楽史Ⅰ・Ⅱ |
年額 160,000円
2023年度は36名が副専攻を履修しています。副専攻履修には、以下のような例があります。
Kさん (「ピアノ」を専門としながら、副専攻として「声楽」を履修)
高校1年の時にピアノ専門の必修科目であった独唱の授業を受け、歌の面白さを知りました。それで高校2年から副科で声楽の履修を始めたのですが、もっと本格的に勉強したいと思い、進学前に試験を受けて大学1年から声楽を副専攻としました。ピアノと合わせると週に2回レッスンがあるので、日々の練習も大変ですが、50%ずつという姿勢では声楽専攻の人と同じレベルまで行けないので、ピアノも声楽も100%という気持ちで取り組んでいます。声楽を学ぶことで新しい知識が増え、音楽の世界観が随分と広がったと思いますし、ピアノのレッスンでは「旋律の歌い方が上手くなった」と褒められました。桐朋の魅力はたくさんありますが、私にとっては副専攻という制度もその一つに挙げられます。二つの分野を全力で学ばせてもらっているので、その両方を活かせる音楽の教職に就くことがいまの目標です。