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〈できること〉と〈できないこと〉の共存に関心をもっています。この社会では何かが〈できること〉がよいこととされています。楽器が弾ける、勉強ができる、運動ができる、人とコミュニケーションがとれる、働ける…。一方で〈できないこと〉は本人の努力不足とみなされ、成長が強要されます。もしくは病気や障害といったカテゴリーにくくられることで、〈できないこと〉が容認されることがありますが、温情や見下しのまなざしがついてきます。〈できること〉はよいことだ、と、〈できないこと〉はわるくない、の両立は可能なのでしょうか。この社会で否定されがちな人々、例えば野宿者とのかかわりを通じて、答えを模索しています。