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教員プロフィール(安田 和信)

安田 和信 (やすだ かずのぶ)

安田和信
所属:
桐朋学園大学
職名:
准教授
担当:
音楽学
学位等:
芸術学修士

プロフィール

国立音楽大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。杏林大学、国立音楽大学、桐朋学園大学、実践女子短期大学、東京理科大学、立教大学等の講師を経て、2014年4月から現職。主な研究領域はW.A.モーツァルトの音楽を中心とした18世紀の西洋音楽史。演奏会・CD批評や音楽祭の企画等にも携わる。

主な教育研究業績

<著書(すべて共著)>
『現代思想12月臨時増刊 もう一つの音楽史』(青土社、1990年)(執筆と企画協力)
・『200CD音楽史を聴く』200CD音楽史を聴く編纂委員会編(立風書房、1995年)
・『200CDモーツァルト』 200CDモーツァルト編纂委員会編(立風書房、1997年)
・『200CD オーケストラ こだわりの聴き方』200CD オーケストラこだわりの聴き方編纂委員会編(立風書房、2004)
・『200CD 交響曲の秘密』200CD交響曲の秘密編集委員会編(立風書房、2005年)
・『文藝別冊 モーツァルト』(河出書房新社、2013年)
・『名曲のたのしみ、吉田秀和 モーツァルト その音楽と生涯』第1〜5巻(学研、2014年)
・『名作オペラに酔う!名作オペラ50選』(音楽之友社、2015年)
・『楽譜をまるごと読み解く本』(ヤマハミュージックメディア、2017年)
・『フォルテピアノから知る古典派ピアノ曲の奏法』(音楽之友社、2017年)
・『ベートーヴェンの交響曲・協奏曲』(音楽之友社、2019年)

<論文等(すべて単著)>
・「18世紀における‘ルプリーズ’の用語法について」『国立音楽大学研究紀要第28集』 (1994年)185-194
・「W.A.モーツァルトのオーボエ・パートにおけるcis’/des’」『モーツァルティアーナ――海老澤敏先生古稀記念論文集』(東京書籍、2001)109-115
・「古典派と具体的描写―ハイドンの機知が秘められた《天地創造》」『フィルハーモニー』(77巻12号, 2005)36-42
・「知られざる古典派」『フィルハーモニー』(77巻11号, 2005)45-47
・「モーツァルトとミヒャエル・ハイドン」『フィルハーモニー』(78巻2号, 2006)53-55
・「モーツァルトの《プラハ》とベートーヴェンの《第2》――緩徐導入部と影響の問題」『国立音楽大学研究年報第19集』(2006)211-230
・「モーツァルトの《プラハ》とベートーヴェンの《第2》――主要主題の修辞的形式と目的論的終結」『国立音楽大学研究年報第20集』(2007)217-136
・「F.X.ニーメチェクの『モーツァルト伝』における家郷性について」『新モツァルティアーナ――海老澤敏先生卒寿記念論文集』(音楽之友社、2011年)418-425
・「W.A.モーツァルトの‘再現部’における再配列Reorderingについて」『音楽学』(58巻2号, 2012)122
・「モーツァルトのクラヴィーア様式 : 独奏ソナタの楽譜を中心とする種々」『国立音楽大学音楽研究所年報第25集』(2013年)123-127
・「ジャンルを超越する―モーツァルトのシンフォニート短調K.55の主要主題について―」『桐朋学園大学紀要第41集』(2015年)
・「現代の批判版におけるスタッカート問題—W.A.モーツァルトを例に—」『桐朋学園大学紀要第42集』(2016年)47-60
・「W.A.モーツァルトの再現部における楽節の再配列について」『桐朋学園大学紀要第43集』(2017年)19-36
・『救出オペラとその時代』(新国立劇場「フィデリオ」公演プログラム、2017年)
・「W.Aモーツァルトのシンフォニーにおけるメヌエット/トリオ―最後の3部作に関する一考察」『桐朋学園大学紀要第44集』(2018年)21-31
・「ベーレンライター新版の衝撃」(レコード芸術2018年8月号)
・「ピリオドの広がりと一般化」(レコード芸術2018年12月号)
・書評「モールバッハ『バロックの音楽世界』」(モーストリー・クラシック』2019年2月号)
・「モーツァルト交響曲史」(レコード芸術 2019年12月号)
・「ベートーヴェンの室内楽曲」(レコード芸術 2020年3月号)
・「ベートーヴェンを知る3枚」(レコード芸術 2020年6月号)
・「ベートーヴェン:交響曲第2番」(レコード芸術 2020年3月号)
・「ソナチネとは? 用語の歴史と目的、時代背景を探る」(ムジカノーヴァ2021年2月号)
・「大作曲家「晩年の室内楽」ヨゼフ・ハイドン」 (レコード芸術 2022年3月号)
・「解説」 (ベートーヴェン:交響曲全集【ブリュッヘン指揮新日本フィルハーモニー交響楽団】、2022年)
・「作品解説」 (新国立劇場「魔笛」公演パンフレット、2022年)
・「ベートーヴェンとピアノ」(レコード芸術 2023年6月号)
・「はじまりの交響曲:第一番の挑戦 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」(レコード芸術 2023年7月号)

<学会・学術研究会での発表・講演>
・ラウンドテーブル 18世紀音楽新考―地域を超えた音楽史学の可能性」(2013.11.3 日本音楽学会第65回全国大会)
・「ジャンルを超越する―モーツァルトのシンフォニート短調K.550の主要主題について」(2015.11.14 日本音楽学会第67回全国大会 )
・W. A. モーツァルトのシンフォ. ニート短調(K. 550)の第4楽.章における特異性(2018.11.3 日本音楽学会第69回全国大会)
・「特別講座:『運命』聴き比べ! ~新旧録音や編曲のあれこれ~」(共同)(2020年12月16日東京藝術大学)

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